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Ronnie Spector & The Ronettes

/Wonderwall of Sounds By Phil Spector

(1CD-R)　\3,200

Featuring Be My Baby & Walking in the Rain

鬼才Phil Spectorが創り出すWall of Soundsの世界を凝縮！

レアトラックス満載！

情報誌”beatleg”　レビュー

タイトルはジョージのアルバムとフィル・スペクターのキャッチ・フレーズである「音の壁」をもじったものだが、事実上これはロネッツのアイテムだといってよい。

彼女達のオフィシャル・テイクが収録されているが、これらはどれもLPなどに収められていたステレオ・ミックスが収録されており非常に貴重な収録なので侮れない。

オフィシャル・ボックスや『THE BEST OF RONETTES』といった現行のCDはどれもモノラルで収録されているので、ここでの収録はなおさら貴重だ。

元がアナログなのでスクラッチ・ノイズが聞こえる個所もたまにあるが、それでも当然音質は最高であり、スペクターの意向ではなかったにせよ、モノラルとはまったく違う音の分離が楽しめるステレオ・バージョンの「音の壁」を楽しんでほしい。

70年代に入ってジョージとスペクターのバックアップでロネッツのロニー・スペクターがリリースした曲を収録している。これらはブート的に珍しいものとはいえないが、ここに収録するのは的を得たものだ。

以降は「Be My Baby」と「Walking In The Rain」2曲のロネッツ用セッションの抜粋で、これはVol.57のニューリリースで紹介した驚異のDVD『PHIL SPECTOR SESSION WORKS』と同じ音源からだ。よってこれも珍しい音源ではないのだが、そのDVDが他のスペクター傘下のアーティストのセッション風景も延々と収録していた内容なので、ロネッツの名曲2曲のテイク違いなどを軽く聴いてみたい人などにはむしろちょうど良いボリュームだろう。

また先のタイトルがDVDでリリースされていたのに対し、こちらは普通のCDプレーヤーで聴けるという利点もある。よってあくまでもロネッツのファンには非常に重宝する充実したコンピレーショ
ンだろう。

そして先のタイトルはもちろんだが、表やトレイ内側でスペクターに銃を持たせたコラージュはブラックジョークが利いていておかしい。ちなみにシークレット・トラックの「To Know Him Is To Love Him」はスペクター自身がメンバーだったテディ・ベアーズのバージョンが収録されている。CD-R。

Track１～１３ The Ronettes

鬼才Phil Spectorが創り出すWall of Soundsの世界をThe Ronettesが歌いあげま
す。この女性コーラスグループはPhilのお気に入りで彼が一番力を注いでいたアーティストです。
サウンドは、これぞまさしく典型的な黄金期のWall of Soundsといったもので、楽曲自体の素晴らしさも加わり、永く歌い継がれてゆくであろう名曲ばかりです。リードヴォーカリストのRonnieは、後の1966年Phil Spectorと数奇なる結婚をすることになります。

Track１４～１６ Ronnie Spector　

George HarrisonとPhil Spector共同プロデュースによる 1971年の録音。ここでもあのRonnie節が健在です。ちなみにTrack15はGeorge Harrison作曲による華麗なるワルツ調の楽曲。RonnieのAppleからの再デビューを祝ってプレゼントされた作品です。一時はGeorgeとの仲をとりざたされたRonnieですが、まんざら嘘でもなさそうです。

Track１７～２４ The Ronettes

タイトル２曲のスタジオセッション（1963年）を収録。カップリングでシングル発売されたこともあり、いずれもオールドファンにはとてもなつかしいものでしょう。４０年以上も前の音源とは思えないほどのクォリティでRonnieのヴォーカル（Track 24）が耳元に直接迫ってくる感じです。またトークバックではPhilがセッションを取り仕切る様子が捉えられ、このころから何がしかの妖気が漂よっているのが感じられます。彼のスタジオ内での奇行は有名で、John Lennon/
Rock & Rollのセッションで銃を放ったこともあったそうです。

その後もPhilの奇怪な言動はますますエスカレート。「天才と狂気は紙一重」
2003年２月５日ついにとんでもない事件を起こしてしまい不名誉な伝説のプロデューサーとして音楽史にその名を刻むことに… その事件に関連して、ジャケットはパロディーとブラックユーモア満載で、わかる人にはわかるでしょ…といった趣です。Secret Track一曲収録。

<JUNK-HEADZ>

SETLIST

1. Be My Baby (Ｍy One and Only Baby)

※試聴可能

2. Walking in the Rain
3. I Wonder
4. Everything under the Sun
5. Do I Love You
6. Baby I Love You
7. Keep on Dancing
8. Here I Sit
9. Soldier Baby of Mine
10. (Best Part of) Breaking Up
11. Chapel of Love
12. You Baby
13. Is This What I Get For Loving You?

14. Lovely La-De-Day

※試聴可能

15. Try Some, Buy Some
16. Tandoori Chicken

- Studio Sessions -

17. Be My Baby - Take 20 - Basic Track / Rehearsals

18. Be My Baby - Take 25 - Basic Track

※試聴可能

19. Be My Baby - Take 25 - Basic Track / Backing Chorus Overdubb
20. Be My Baby - Take 34 - Basic Track & Lead Vocal, No Fade-Out
21. Be My Baby - Take Unknown - Lead Vocal & Backing Chorus
22. Walking in the Rain - Take 1 - Basic Track
23. Walking in the Rain - Take 8 - Lead Vocal & Backing Chorus
24. Walking in the Rain - Second Track Take 1 - Vocal Separations

SOLDOUT!!

価格 3200円（税込/送料別）

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