◆JULIAN LENNON
/ The ’99 Comeback Special 【2CDR】 (HNCD-007)
Live at Piere's, Fort Wayne, IN, US 19 July,
1999 (SOUNDBOARD RECORDING)
1998年リリースの『Photograph
Smile』に伴うライヴ活動の中から、リリースの翌1999年の夏に行なわれた北米ツアーのサウンドボード音源がリリース!!
2010年現在、1998年作の5作目『Photograph Smile』が最後のオリジナル・アルバムとなってしまっているジュリアンですが、その『Photograph
Smile』とその前作、1991年の『Help Yourself』はジュリアンも意欲を持って制作し、現在でもファンの間で評価の高いアルバムとなるほど出来も良かったため、その後の活動が恒久化しなかったのは残念。
音質は卓直結という感じのサウンドボードで、若干ヒス・ノイズが乗っていますが、臨場感を求めなければ鑑賞するには十分な音質。セットリストは当然のように『Photograph
Smile』からの曲が大半を占めますが、大ヒットを記録した1984年作の『Valotte』からの曲はともかくとしても、『Help
Yourself』からも2曲取り上げているのが注目。
ライヴのオープニングに相応しいロック・ナンバー「Get A Life」と『Photograph
Smile』に入っていてもおかしくないバラード「Saltwater」はどちらもクオリティの高い楽曲ですが、特に「Saltwater」は、アルバムではジョージ(・ハリスン)がノン・クレジットでスライドを弾いたと言われている、曲調もアレンジもビートリーな、ビートルズ・ファンには是非チェックして頂きたい名曲です。
サード・アルバムからは1曲で、セカンドからは0曲という扱いからするとジュリアンの『Help
Yourself』に愛情もおのずとわかるというもの。ラストは80年代からジュリアンのライヴではお馴染みの「Stand
By Me」のカヴァーでシメています。
全体を通して聴いてみると、しっかりとしたソングライティング能力を持ったジュリアンには素晴らしい曲が多く、本作に収録されているライヴはまさにベスト的な内容のためビートルズ・ファンには是非チェックして頂きたい内容となっております。
[DISC:1]
1. Introduction 2. Get A Life 3. And She Cries
4. Day After Day 5. MC 6. I Should Have Known
7. Faithful
8. MC 9. Crucified 10. MC 11. No One But You
12. Saltwater 13. Cold 14. Valotte
[DISC:2]
1. Photograph Smile 2. MC 3. Make It Up To You
4. MC 5. I Don't Wanna Know
6. Too Late For Goodbyes 7. Good to Be Lonely
8. Band Introduction 9. Stand By Me
【2CDR】 \ 5,000
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